コミケ用決済アプリpixivPAYは実際どうなの?調べてみた

2017年8月15日

夏コミ直前(2017年8月10日)、ピクシブからコミケで使える決済アプリ「pixivPAY」がリリースされました。アプリをインストールしてクレジットカードを登録しておけば、QRコード読み込みしてキャッシュレスで決済できるというものです。

直前とはいえキャッシュレスコミケ参戦できる!?と期待していたんですが、残念ながら私が購入予定のサークルさんはどこもpixivPAY対応してませんでした。

しかしせっかく調べたので紹介しようと思います。

pixivPAYってなんぞや

コミケなどのイベントで使える、個人間の決済アプリです。スマホにクレジットカードを登録して、QRコード表示・読み取りで決済でき、双方のスマホだけで売り買いが完結します。専用リーダーも必要なし。購入者側は手数料もかからずキャッシュレスに。クレカはVISAとマスターが登録可能。ただし現状iOS版のみ。

公式HPはコチラ

使い方

まずは出品者・購入者ともにpixivPAYアプリを入れている必要があります。
出品者側:
・アプリインストール
・商品登録
・QRコード作成・表示
・振込口座の登録

購入者側:
・アプリインストール
・クレジットカード登録
・QRコード読み取り・支払い

インストールしてみた感想

ちなみに購入者側としてインストールしてみましたが(使わなかったけど)、pixivIDを既に持っている人だと自動的にユーザー情報読み込まれるみたいです。pixivプレミアム登録している人ならクレカ情報も反映されるので、インストールから初回起動までは非常にスムーズ。

購入者側としては手数料的にも動作的にもほとんど負担ないです。むしろ財布出してお金の出し入れしなくて済む分、購入者ならこちらの方が楽かもしれません。

ほか機能・気になるところ

レジアプリとしても使える

QRコード決済を使わず現金での対応でも、レジアプリとして使えるようです!レジアプリはこれまでもいくつかありましたが、電子マネーと連動しているのでいちいちレジアプリだけ立ち上げなくて良くなりました。

ただ、現金決済の際に通信エラーになっていることに気づかずに読み込み直ししないと、売上が反映されなくなるとのこと。QRコード決済の場合は確認までがフローの1つなので気づくはず。

回線状況はどうなの?

結論からいうと、今回は全然問題なし。担当者曰く、冬コミなど今後も問題なく使えるだろうとのこと。
ただし今回(夏コミ)は利用者が少なかったのであまり比較にはならないかと……コミケのあの人混みが一斉に使おうとしたらアプリ落ちるのでは?と若干の不安が残りますね。

デメリット

対応しているのはiPhoneのみ!アンドロイド版は今冬リリース予定

現在対応しているのはiPhoneのみ。日本のスマホOSのシェアとしてはiOSが6割を超えている状態ですが3割以上のアンドロイドユーザーは置き去りにされた感じになっています。

ちなみにアンドロイド版は現在開発中でこの冬リリース予定だそうなので、冬コミには間に合う……はず?

手数料が高い(出品者側)

現在はキャンペーン中で無料ですが、本来は出品者側に1会計ごとに3.6%+10円の決済手数料がかかります。ぶっちゃけ、これ高いですよね。

さらに銀行口座に振り込む際にも振込手数料が200円!3万円以上の場合は300円。

たとえば400円同人誌を100部売ったとすると、売り上げが(400円-14.4円+10円)×100=37,560円
そして3万円を超えるので振込手数料が300円。よって37,560円-300円で37,260円です。

全て現金決済したときと比較すると2,740円が手数料で取られることになりますね。

サークルさん視点のブログ記事がありました!↓

振込が遅い!(出品者側)

月末締めの翌月末振込です。例えば今回の夏コミで売り上げた分は、8月分なので9月30日に振り込まれます。
給料じゃあるまいし(既に売り上げている、しかも自分のお金)ですし、即日か遅くても1週間くらいで振り込んでほしいものなのですが…

しかも、1000円未満だと基本的に振り込めません。200円の振込手数料がかかることを配慮してのことで、どうしても振込したい場合は個別に問い合わせが必要とのこと。試験的に導入して1,2件のみクレカ決済だった、という出品者さんはしばらく振り込めないかもしれませんね。

登録した商品をほかの人(売り子など)と共有できない

端末ごと託すしかなさそうです。今後対応予定だそうなので、期待したいところ。

アダルト商品販売はNG!?

規約を読むと、アダルト商品はNGという認識のようです。

同人誌の大半(は言い過ぎ?)はR指定ついているんですが…例えばR18の同人誌がpixivPAYでアリなのかナシなのか。今結構R18同人誌もかなり厳しく修正入ってますよね?あれならアリなんでしょうか。そのへんダメなら、コミケ用決済アプリとしては普及が難しそうですね…?まさか全年齢ものオンリー?ならリリース早々終了のお知らせ待った無しですけど…

→修正入っているものは商品登録可能なようです!良かったー!(8/15 20:00訂正)

商品ごとの売上合計は当日しか出せない

どの商品がどれくらい売れたかはもちろん把握したいところですよね?現行のpixivPAYでは当日に商品ごとの販売数の確認はできても、翌日以降表示できなくなります。

当日に見れば良い話とはいえ、コミケ終了後って燃え尽きてますし、自分の戦利品もありますし、売上管理とか大雑把に済ましてしまいませんか?翌日以降に落ち着いて清算したい人も多いのではないでしょうか。
これは次のバージョンアップで対応する予定のようなので、こちらも期待したいところ。

sma-sh payとの違いは何?

pixivPAYを調べていたら出てきた、sma-sh pay
こちらも最近リリースされた、イベントで使える電子マネーの決済アプリのようです。詳しくはあとで調べます←
どっちがいいかな、と迷っていた人もいるようですが、おそらくブースによってどちらが多数派か違う模様。

私の回る島はほぼほぼpixivゾーンでした。(対応しているサークルさんは非常に少なかったですが)そもそもほとんどの人が普段pixivで活動しているので、そういうことかと。

まとめ:現行アプリは正直微妙。でもキャッシュレスは楽なので今後のアプデ次第で普及しそう

<メリット>
出品者側:
・お釣りの計算がいらない
・商品の売上管理が楽
・お釣りの計算がいらない
・レジアプリとしても使える(のでQRコード決済なしでも使える)

購入者側:
・小銭やこまかいお金を用意しなくてもいい
・手数料なし
・「軍資金尽きたー!」がなくなる笑

<デメリット>
出品者側:
・手数料が高い(2017年末までは無料)
・商品別の売上が見れるのは当日のみ(今後対応予定)
・登録商品は共有できないので、売り子が複数あるいは交代するときに端末ごと渡すしかない(今後対応予定)
・振込までが長い

購入者側:
・クレカなので使いすぎに注意
・会計時に毎回スマホ出す必要がある

くらいでしょうか。
私は残念ながら準備万端ながらも使えなかった勢なので、実際に使った方、何か間違いor付け足しあったら教えてください。

現行のバージョンだと購入者はともかく、出品者にはあまりメリットないかも。特にコミケ出品慣れている人ならお金のやりとりも売上管理も慣れているだろうし。手数料が高めなのと、振込まで1ヶ月以上かかるのもネック。そしてアンドロイドユーザーは使えないのも残念ポイント。

今年末までは決済手数料も無料なようなので、冬コミではバージョンアップ完了&アンドロイド版リリースされていることを期待します!

また今回は夏コミ直前で対応しなかったサークルさん・購入者さんも多かったようですが、これからのイベントで対応考えているサークルさんもいそうです。購入者側は負担ないし、出品者側も今年いっぱいは手数料無料なのでお試しで使ってみるのも良いと思います!

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